以前の記事で紹介した「面接」について。応募から面接の流れや必要なもの、心構えまでをお話しさせて頂きました。そして今回はその面接で実際聞かれやすい質問や、採用されやすい受け応えまでを解説していきたいと思います。
これさえ読めば、面接の準備は完璧♪ ぜひ参考にしてみてください。
数あるお仕事の中から、なぜキャバクラで働こうと思ったのか。この質問はほとんどのお店でされると思います。
この質問でチェックしているのは女の子の意欲や勤務態度を計る為です。
「なんとなく」とか「楽そうだから」などという答えでは、お店としてもやる気を感じることができませんし、あまり長続きはしなそうだなと判断されてしまいます。お金を稼ぐ為…というのは当然なのですが、しっかりとした受け答えをするようにしましょう。
答えの例としては
学生であれば「学費」や「一人暮らし」など使用目的や状況を説明することで、明確な意思を伝えることができます。
OLさんや主婦の方は「生活費」や「子供」「家族」などが一番現実的かつ相手にもしっかりと理由が伝わるでしょう。
「自分のお店を持ちたい」「留学したい」などの夢を語るのもいいと思います。あいまいな理由はなるべく避け目的をはっきりさせる方が、頑張って続けてくれそうという印象を与えることができます。
必ずされる質問としてナイトワークの経験があるか無いかも聞かれるでしょう。即戦力かどうかを判断するだけでなく、今後のサポート方針や過去の仕事の話からお店への貢献度や勤務態度を想定するからです。
どこのお店で働いていたか、どのような接客をしていたか、指名のお客さんがどれくらいいたか、その他どの程度キャバクラのお仕事に慣れているかを確認されるでしょう。
経験のある女の子は即戦力として認識されるので、お店側からの期待値も上がっていきます。自信のある女の子であれば、この流れからお給料の交渉などをしてもいいかも知れません。
アルバイト経験があるか無いかを聞かれます。接客業などの従事していたのであれば、キャバクラ未経験でもサービス業の基本を分かっているので、いいアピールになります。
まったく経験が無い女の子でも、ほとんどのお店はサポート体制がしっかりしているのでご安心を。業界慣れしていない初々しい雰囲気がお客様にウケることも多いので、むしろお店から歓迎されることの方が多いようです。
※合格する為に…自分を良く見せる為に… 嘘をつくのは×。ありのままの自分を見せるようにしましょう。経験者のふりをしたら期待やノルマを課せられることもあるかもしれませんし、分からないことを教えてもらえないかもしれません。
これはお店にとってとても重要なことになります。せっかくお客様が来ても、女の子が揃っていなかったらキャバクラとして成立しません。曜日や時間帯に合わせて十分な女の子を出勤させて、万全な状態でお客様を迎えるのがキャバクラの基本なのです。
当然のことですが、出勤日数が多い女の子や金曜日・土曜日・祝日前などに出勤できる女の子は歓迎されます。
でもこの場合も、面接に合格する為に虚偽の申告はしないようにしましょう。急な遅刻や欠勤をするとお店全体のシフトが狂ってしまいますし、女の子も辞めさせられてしまうこともあります。
また、無理に出勤することで学校や仕事・家庭に悪影響が出てしまっては元も子もありません。正直に出勤できる日を伝え、お店側から要望があった場合は無理の無い範囲で応えるようにしましょう。
給与は基本記載されている金額がベースになります。時給2000円~3000円など金額に幅がある場合は経験や出勤日数などにより上下しますので、面接時に交渉する形になります。
経験者やお客さんを持っている女の子であれば、記載されている金額以上の給与を得ることもできますので上手に交渉していきましょう。
待遇面は送迎が必要かどうか。車で出勤する予定の場合は駐車場の確認。ドレスを持参できるかどうか。託児所や寮を利用するかを聞かれます。
お店側も準備が必要なのであとから追加でお願いすることが無いように、事前にある程度考えておくのがベストです。
お店によっては「彼氏がいるかどうか」「お酒が強いか」「趣味や得意な事」など、アナタの人となりを見る為の質問をしてくることもあります。
ひとつひとつ丁寧に答えれば印象は良くなりますし、アピールにもなります。
いかがでしたか? 上記を読んで頂ければ面接の時に気を付けることや、自分のアピールの仕方が見えてくると思います。
お店側もいろいろな話をしていく中で、面接全体を通して女の子の会話力やコミュニケーション能力を見ているのです。その時の会話や態度・表情など、最新の注意を払いながら「自分らしさ」を前面に出して面接に挑んでください。